昨日は、
iDeCoの掛け金が引き上げ!
というニュースは飛び込んできました。
近年、日本では老後の生活資金に対する関心が高まっています。
iDeCoの基本からメリット、活用方法などを徹底解説するとともに、私の運用実績なども踏まえて解説したいと思います。
まずは、おさらいです。
iDeCoって何!
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、
自分で積み立てる年金制度です。
毎月の掛金を自分で決め、選んだ商品に投資します。
そして、
60歳以降(原則60歳まで引き出せません)
にその積立金を年金として受け取ることができます。
iDeCoは公的年金を補完する制度であり、老後の資金準備に非常に有効です。
掛け金について
iDeCoの掛け金限度額
iDeCoの掛け金の限度額は、加入者の職業や加入状況によって異なります。
以下は2024年現在の基準です。
- 会社員
- 月額: 最大23,000円
- 年額: 最大276,000円
- 公務員
- 月額: 最大12,000円
- 年額: 最大144,000円
- 自営業者・フリーランス
- 月額: 最大68,000円
- 年額: 最大816,000円
- 専業主婦(夫)
- 月額: 最大23,000円
- 年額: 最大276,000円
となっており、職業などによって掛け金が変わってきます。
掛け金が変更するの?
まだ、正式に決定したわけではありませんが、
5月24日の記者会見で現厚生労働大臣が、
「年末のとりまとめに向け、丁寧に検討を進める」
と述べており、おそらく掛け金が上がる方向に向いているのではないかといったところです。
掛け金が変わると何がかわるの?
iDeCoは、掛け金の全額が
所得控除の対象
になっています。
ということは、掛け金が上がれば、当然
控除も増える
ことになり、
納める税金が減る
ことになるのです。
どのくらい控除されるのか
- 所得500万円の自営業者が毎月68000円の掛け金を支払った場合
所得税と住民税あわせて年間で約244,800円、10年間で約245万円節税できる計算になります。
- 所得800万円の公務員が毎月12000円の掛け金を支払った場合
所得税と住民税あわせて年間で約144,000円、10年間で約108万円節税できる計算になります。
- 所得600万円の会社員が毎月23000円の掛け金を支払った場合(企業年金がない場合)
所得税と住民税あわせて年間で約55,200円、10年間で約55万円節税できる計算になります。
※年収や家族構成によって多少は変わります。
iDeCoのシュミレーションはこちら
https://dc.rakuten-sec.co.jp/feature/simulation/
いくら掛ければいいの?
もちろん無理のない範囲で掛けること大事ですが、
多少のリスクをとらないとリターンはありません。
私は、仕事柄
上限の12000円
を掛けています。
運用益が非課税+掛け金に対して控除が効く
なんてのは、
超絶良い制度というか、
これをしないで何をする
って感じです。
私は、ちなみに、会社で積み立てている
財形年金を辞めて、iDeCoを始めました。
だって、財形年金の利率は
1.25%
ですよ(~_~;)
iDeCoは今のところ運用結果では、なんと、
14.4%
なんです。
これは、私の運用結果です。
ご覧下さい。
すごくないですか(#^.^#)
始めて1年6ヶ月くらいやっています。
ちなみに、金融商品は、
初めは、全米株式インデックスに投資していましたが、
今年の2月くらいから、
楽天S&P500
が新しく登場し、手数料もかなり安くなったので変更(スイッチング)したのです。
このまま65歳まで掛け続けると、
仮に5%の運用としても、
最後に
iDeCoは、本当にお得な制度なので、
早く始めた方が複利の力が働きますし、
積み立てする年金
と思って始めることをおすすめします。
また、現在始めている方は、今後掛け金が上がるならば、絶対に掛け金を上げることおすすめします。