サッカーを習っている次男の県大会がかかる試合で勝利するも補欠の本人保護者は感動するのか。

子育て

サッカーチームの状況

先日、次男(小学校6年)のサッカーの試合を見に行きました。

うちのチームは、元々自宅近くでクラブチームでやっていたのですが、経営者が突然

「クラブを解散する」

とか言い出して、必死の抵抗もむなしく、泣く泣く解散する羽目になりました。

急に居場所を奪われた子供たちは

途方に暮れて、どうにかできないかと

保護者も必死で後継者及び指導者を探していたのですが、なかなか見つかりませんでした。

解散から約2ヶ月経った頃、

妻が通っていたネイルサロンのご主人がサッカーを

していて、その話しを聞いて

「私が引き受けたい」

とおっしゃってくれて、引き受けてくれることになったのです(T_T)

正に読んで字のごとく、

「捨てる神あれば拾う神あり」

こんなに良い人がいてくれたんだな!とつくづく関心しましたし、今でも感謝しきれません。

(写真は、台湾チームと交流した場面。)

台湾のチームとの交流風景

新チームがスタート

そんなこんなで、新しいチームがスタート!

初めは、練習場所の確保やサッカー協会への登録などなかなか上手くいきませんでしたし、

初の練習試合でもそんなに強くないチームに勝てない日々が続いていました。

(上手い人は抜けて別のチームに入ったため)

それでも、保護者も子供のためと思って、いろいろ動いていただきようやく1つのチームとして活動できるようんいなったのです。

試合は勝つため?経験させるため?

チーム始動から約1年経過する頃には、新しいメンバーも増え順調だと思われたのですが、ここで、強いチームによくある、

 「試合は、上手い人だけしか出さない

ということが気になってきました。

以前のクラブチームはそこそこ強いチームだったので、

「試合に勝つためには仕方ない」

と思っていたのですが、最近はスタメンも固定、なんなら1日試合の時もほとんど出場しない人も出てくるようになったのです-_-#

コーチの経歴等

でも、よくよく考えるとコーチ自身もサッカーをしていて、なんか経歴が全国大会出場とか、県1部リーグ優勝とか素晴らしいんです。

でもでもよく考えてみると、

輝かしい成績を残した=

周りはみんな上手=

競争が激しい場所にいた=

てことは、やっぱり、

試合には上手な人が出るべき

と考えているんじゃないか-_-#

実際の試合後の写真は

試合後、勝利の余韻に浸っている状況

補欠時の対応・心の持ち方

子供の気持ちを尊重しよう

保護者がもやもやした気持ちになるのは当然ですが、

子供自身がどう思っているかを聞くことが一番。そして共感してあげること。

今回の大会の後、正直な気持ちを聞いたところ、

「試合の終わり際に、コーチからOO(次男の名前)出るぞと声をかけられた時は30%くらい嬉しかった。」

「でも実際には出てないので、チームとして勝ったのは20%くらいしか嬉しくない」

とのこと。 

パパも「実際にチームが勝ったのは嬉しいけど、次男がで出ていないので、嬉しさは30%くらいかな」

という話しをしました。

試合などに足を運ぶ

練習試合・公式戦など、試合に出ていないからと言って保護者が行かないと子供は

「試合に出ていないから来ない。期待されていない」

と思うみたいです。

なので、できる限り試合には出なくても足を運びましょう。

そして、出ていなくても、

「今日の試合はこうだった。あれが良かった。悪かった」

と話すことで、試合を振り返ったりできます。

子供の頑張りを認めてあげる

試合には出れてなくても、子供が努力したこと、頑張ったことには積極的に褒めて上げましょう。

小さなことでも、積み重なれば大きなものになっていき、1つのことをやり切る力が生まれます。

レギュラー=スポーツのゴール

ではないので、心技体で成長することが今後の人生の糧になっていくはず。

ちなみに、JFAでは、こんなものもあります。。。

『補欠ゼロ』賛同パートナー

『補欠ゼロ』賛同パートナー『補欠ゼロ』には、「上手い・下手関係なく、その人のレベルに応じて必ず試合を楽しめるようにしたい」という思いが込められています。レギュレーションによって全員が試合に出られないこともあります。しかし、その試合に出られなくても他の試合でしっかりと出られるようにする等、万年補欠でサッカーを終えることなく、みんなが心からサッカーを楽しむことができるように取り組んでいる団体を認定します。

みんなPlay! 補欠ゼロ|JFA|公益財団法人日本サッカー協会

すごく良い取り組みだと思います。

可能性はどんな子供でも持ってるはず。

コーチ陣や上手な人だけの勝利主義で犠牲になる人もたくさんいるはず!

ブラジルや欧州では、その人の実力に合ったチーム選びが可能で、頻繁にチームを移籍することも許されるとこのことです。

今後も大きな課題となっていくことでしょう。

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