オスグッド病にはインソールが必要?子供の成長痛にはかかせない?医療費助成を詳しく解説!

お金

長男(中学3年)はサッカーをしていて、度々かかとや膝が痛いと言って、練習後は必ず訴えてきます。

そんなこんなで病院に受診したところ、
オスグッド
という病気になっていたことが発覚。

どうやら、膝の病気らしい😭
そして、成長期に現れやすいとのことでした。

お医者さんにどうすればいいか聞いたところ、
「インソールを付けた方がいい」
と言われました。

ただ、このインソールはそこら辺のスポーツ店で購入すると、だいたい1万円するのですが、医療費助成を申請することによって、なんと

実質無料

になるんです。

今日は、そんなインソールの助成などについて徹底解説しちゃいます。

子ども医療費助成制度の概要

こども医療費助成制度の対象年齢や申請方法などについて紹介しています。

子ども医療費助成制度とは


健康保険診療の範囲内で本来自己負担とはる医療費を助成する制度なのです。

足底装具(インソール)は治療用装具として、一旦は全額(10割)費用を支払った後、各健康保険組合に申請することによって、自己負担額(3割自己負担なら7割)を差し引いた額が還付されるのです。

我が家の場合でいえば、

  1. インソール代金(約30,000円)を支払う
  2. 会社へ領収証などと一緒に申請すると、7割が助成される(約21,000円)
  3. 市役所へ申請すると、残りの3割(約9,000)が還付される。

こんな感じの流れです。

全国共通なの?

全国共通ではなさそうです。
全額補助してくれるところもあれば、一部負担としてる自治体もあるようです。

ちなみに、新潟市では3割補助が出ます。
(共済からも7割出るので、実質は無料です)

対象年齢は

0~18歳に達した日以降の最初の3月31日までなので、高校3年生の方はお早めに!

対象となる病気は

具体的に公表はされていませんが、例として、

  • 弱視用メガネ
  • コルセット
  • 義手
  • インソール

などが対象となっているそうです。

そして、

医者に病名を診断され、この人に必要な装具であることが証明されなければなりませんので注意をして下さい。
(怪我をしたから自分で勝手に購入しても助成はありません)

注意点

医療費を支払った2年以内に払い戻しの手続きが必要です。

更に、診療当時に受給資格があることも必要なんです。

 ※支払った日から2年経過→支給されません 
 ※受診した際に、生活保護認定、市外へ転出などは支給されません
 

助成手順

医者の診断

まずは、医者に受診して下さい。
そして、そこで、病名を診断され、装具が必要かどうかを判断されます。
領収証は全て保存しておいて下さい。

治療用装具の製作

医者から、装具の専門員を紹介されるので、都合の良い日を合わせて、専門員に足のサイズ等を計測します。

この時、長男は普段履いている靴を数日預かってもらいました。

義肢装具師

支払い

医者にて、インソール代金(10割)を支払います。(我が家は約30,000円でした)
ここでは、すぐにインソールは渡されず、引換券みたいなものを受け取りました。
ここでも、領収証は全て保存しておいて下さい。

インソール受け取り

約2週間くらい経ったころ、製作会社から連絡があり、その後引換券とともにインソールを受領しました。(ここでは、お金は払いません)

我が家は、新潟市の田村義肢製作所という会社で作ってもらいました。

加入医療保険に申請

我が家は、共済組合に申請しました。
会社で入っている保険ということです。

申請に必要な書類一覧を医者から紙ベースで渡されますが、領収証や明細書、療養費支給申請書などを書きました。

※療養費の支給決定がなされた場合、提出書類の返却がないので、必ず全てをコピーしておきましょう。



しばらく経ってから、指定した口座に7割が支給されました。
(我が家の場合は、約21,000円)

支給決定通知書みたいなものを受け取るので、こちらも大切に保管しておいて下さい。

市役所への申請

会社から受け取った支給決定通知書とともに申請します。

必要な書類は、

  1. 領収証原本(診療点数などがわかるもの)
  2. 預貯金の口座情報
  3. こども医療費助成受給者証
  4. 健康保険組合などが発行した支給決定通知
  5. こども医療費助成支給申請書


などを提出します。

振り込み

新潟市は毎月20日に締め切り、翌月の25日に振り込まれます。
(我が家は、約9,000円振り込まれました)

終わりに

医者の診断から、最終的に支給されるまで、おそよ2ヶ月くらいかかりました。(;゚ロ゚)

面倒だなと思う方もいるかもしれませんが、ちょっと手間をかけるだけで、全額補助が出るなんて使わないわけにはいきません。

私もまだまだ知らない制度がたくさんあると思うので、これからも色んな制度を活用していきたいと思います。

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